峰守雑記帳

小説家・峰守ひろかずが、見聞きしたことや思ったことを記録したり、自作を紹介したりするブログです。峰守の仕事については→ https://minemori-h.hatenablog.com/

「少年泉鏡花の明治奇談録」インタビュー受けてきました

 「文芸・本のニュースサイト「ナニヨモ」」さんにて、新刊「少年泉鏡花の明治奇談録」についてのインタビューが公開されました。

 

泉鏡花は「古い怪異が好きなんだけど、同時に近代的な視点を持ってる人」と思いました――『少年泉鏡花の明治奇談録』峰守ひろかずさんインタビュー - ナニヨモ - 文芸・本のニュースサイト

 

 字数制限が緩いメールインタビュー。それは圧倒的に自由ということである!

 というわけでそこそこ多めのボリュームで、かつフリーダムに回答させていただきました。

 一番大事なことは? と聞かれて三つ答えたり、お薦めの本を聞かれているのに最終的にウルトラマンガイアの話で締めるあたりがポイントです。そのまま載せてくださったナニヨモ編集部さん、ありがとうございます。

 一番難問だったのが最後の「お薦めの本(三冊)」で、半日くらい悩みました。新刊に関連付けられる文芸書という縛りで選んだんですが(そうしないと民俗学の本とか怪獣図鑑とかが入ってくるので)、それでも絞るのが難しく。

 ちなみに最終候補に残ったのは、「UMAハンター馬子」(田中啓文)、「竜とわれらの時代」(川端裕人)、「錆喰いビスコ」(瘤久保慎司)、「漂流」(角幡唯介)、「水底フェスタ」(辻村深月)、「王道の狗」(安彦良和)、「武装島田倉庫」(椎名誠)、「群舞」(井上靖)、「怪魚ウモッカ格闘記」(高野秀行)、「かめくん」(北野勇作)(以上順不同、敬称略)などなどでした。いやーお薦めの本を絞るのって難しいですね。

 

 なお、以前は新作(新シリーズ)の本が出ると、インタビューを受けたという体で作品を紹介する記事を「セルフインタビュー」と称してnote(↓)で書いておりまして、「少年泉鏡花」についてもやろうと思ってたんですが、今回、言いたいことはあらかた言わせてもらえたので、これをもって代わりとさせていただきます。

note.com