峰守雑記帳

小説家・峰守ひろかずが、見聞きしたことや思ったことを記録したり、自作を紹介したりするブログです。峰守の仕事については→ https://minemori-h.hatenablog.com/

「能登半島ふしぎ話チャリティ・トーク in 石川県 第2回(6月8日開催)」登壇のおしらせ

 2024年6月8日(土)に石川県立図書館で開催されるトークイベント「能登半島ふしぎ話チャリティ・トーク in 石川県 第2回」に、僭越ながら参加させていただくこととなりました。

www.library.pref.ishikawa.lg.jp

 

 トークテーマは泉鏡花や金沢の妖怪や伝承などなど。

 登壇者は、本イベントの主催者でありホラー・怪談作家の田辺青蛙様、文芸評論家でアンソロジスト東雅夫様、お笑い芸人で実話怪談にもお詳しい松原タニシ様、それと私です。

 上の画像にもありますが、開催日時は2024年6月8日(土)14:00~16:00、参加費は1,000円(当日現地にて現金払い)で、いただいた参加費は全額日本赤十字社に令和6年能登半島地震災害義援金として寄付されます。参加定員は140名で、事前申込制・先着順です。↓のリンクから申し込めます。皆様のご参加をお待ちしております。

 

 怪談やトークのプロの方がおられる中で喋りの素人のお前が何を話すんだ、という気はしますが、金沢をネタにした話を何作か書かせてもらった身としては、チャリティという形で少しでも貢献できるなら……ということで、ありがたく末席に加えさせていただきました。

 一応、金沢を舞台にした妖怪ものを書いたり、その資料を集めたりした時の経験を踏まえ、土地に伝わる新旧の怪談奇談妖怪譚の幅広さや特徴、現地探訪時のエピソードなどなどを、写真や図版を交えつつお話しできればと思っております。

 なお、先日(4月21日)に開催された第一回目は一聴講者として楽しませていただきまして、「金沢の誇る魔境(の一つ)であるところの黒壁山が鏡花の『高野聖』の舞台のモデルなんじゃない?」という話は、まさしくそういう話を書いた作家としては思わずガッツポーズでした。

 一回目の感じを見ると地元の方が多そうでしたが、地元に詳しい方もそうでない方も楽しめるようなネタを考えていますので、遠方の方も金沢観光のついでにお立ち寄りいただければ幸いです。会場の石川県立図書館はGフォース本部なんかを思わせるかっこいい建物なので一見の価値ありですよ。