明日8月3日、新刊「少年泉鏡花の明治奇談録」が発売となります。
この発売にあわせて……と言うよりむしろ、鏡花百五十周年にあわせて(そもそも私の新刊がそもそも鏡花百五十周年を当て込んでいるわけですが)、毎日新聞でインタビュー記事を掲載いただきました。
Yahoo!ニュースはこちら。こっちはサムネが鏡花の全身像だ!
専門家が大勢いて研究書や評伝が山のように出ている文豪に対してこいつは何を偉そうに、とお思いの方もおられましょうが(僕も思いました)、鏡花作品の価値観は戦後世代にも全然理解できるものだし、そこで描かれる妖怪像は現代のオタクにとってはすごくなじみ深いものなんですが、当時としては新しかったんじゃない? それを馴染ませてしまったのは凄いことじゃない? みたいな話は「少年泉鏡花~」を書く上のきっかけでもあったので、こうして残していただけたのは光栄です。
新刊も読んでもらえますように。