前回のブログで告知しました、同人誌「私家版 金沢の妖怪がわかる 石川の妖怪もちょっとわかる」の通販(受注生産)については、予定通り1月末日で受注を締め切りました。申し込んでくださった方、ありがとうございます!
既に印刷製本は発注済みですので、完成まで今少しお待ちくださいませ。
というわけで今日はまた石川の妖怪についての告知です。
石川県立図書館で2025年3月4日~7月6日に開催される企画展「となりのモノノケ」の一環として、5月25日に同館で講演させていただくこととなりました。


www.library.pref.ishikawa.lg.jp
企画展の詳細や申込については ↑ のリンク先をご覧ください。
ご参加をお待ちしております!
なお、今回の企画展については、講演の他、展示内容にもちょっとかかわらせてもらっております。大変光栄なんですが、何せこっちは滋賀県在住なので、参考になりそうな地域資料をさっと参照できないのがもどかしい。頑張ります(現在進行形)。
私は研究者でも何でもない身なわけで、こういうところに呼んでもらえると「自分でいいのか」と戸惑ってしまうわけですが、光栄なのも、ありがたいのも確かです。
なにせ地域の妖怪の話を聞いて回る時、「図書館で話すためのネタを調べてるんですが、ちょっとお尋ねしてよろしいでしょうか」が使えるのと使えないのでは話しかけやすさが段違いですからね。使えなかったら不審者ですからね。
まあそれは冗談(半分本音)として、せっかく機会がもらえたからには、石川の妖怪の面白さや奥深さをできる限り知っていただけるよう頑張る所存です。よろしくお願いいたします。
なお、石川の妖怪を解説した同人誌を売った直後に石川の公共施設で石川の妖怪の話をすることについて、何らかの癒着を察知される方もおられるかもですが、これは違います。本当に違います。偶然です。
同人誌は去年の秋口からチマチマ進めていたものですし、本気で企画展に便乗するならイベント情報解禁前に受注を止めたりしませんからね。こういうのを機会損失と言います。
あと、石川の妖怪については、先のブログでもお伝えしたとおり、富山の出版社のparubooksさんが震災復興支援企画として今年1月から開始された有料webマガジン「つなぐSupport NOTO note」に「かが・のと百物語」を連続寄稿しており、今後も月1~2回のペースで更新する予定です。
これは購読料が全額義援金に回る形の有料マガジンでして(初月無料)、現在(2025年2月4日時点)で公開中の1,2回では「猿鬼」の話を書いております。
こちらも改めて紹介しておきますので、加賀や能登の妖怪にご興味おありの方はよろしくお願いいたします!
にしても、こいつ最近石川の妖怪のことばっかりやってるなと思われませんでしたか。私も思います。なんで滋賀県民のお前が石川ばっかりやってるんだよとも思われませんでしたか。私も思います。私も滋賀の妖怪関連のこういう話が来たら喜んでやりますが来ないんですよ。
しかし、石川県立図書館さんでおばけの話をするのは3回目ですが、ピンでやるのは初めてなので、どれくらい来てもらえるのか不安でおののいております。もし知り合いしか来なかったら、ウルトラシリーズに登場する妖怪系怪獣でどれが好きかって話でもしようかと思います。僕はかわのじとウーが好きです。